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ベンチプレスフォーム・バリエーション別注意点

ベンチプレスフォーム・バリエーション別注意点
ベンチプレスフォーム・バリエーション別注意点

みなさんいかがお過ごしでしょうか❔コロナによる自粛で、何と無く窮屈に感じてしまう今日この頃。しかし、健康に勝る大切なことは無い。と言う事で、感染対策を行ないながら体質改善や、ボディーメイクを今の時期に行い、楽しい夏を迎えていきましょう。

最近では、福岡市や天神などでも24時間型のフィットネスジムが多くなってきました。フィットネス参加率向上にはとても良いことだと思います。福岡市の体育館などの機材も充実していますが、情勢上、検査場所などに変更し、トレーニング難民のかとも増えているのでは無いか❔と心配しています。

トレーニングを行う時は、まず、やる事、実践ですね。それと、しっかりとして知識の中で行う事が大切だと思います。思いっきりトレーニングできるように基礎的な知識は常にアップデートしていきましょう。今日は、みなさんが大好きな胸のトレーニングのバリエーションをお伝えしていきます。ただ、全体的に行うトレーニングが大切なので、そこはお忘れなく。。。

ワイドグリップ・ベンチ・プレス

ワイドベンチプレス
◉種目特性
大胸筋をよりストレッチさせることができるのがワイドグリップの特徴。そしてまた、大胸筋の特に外側の部分により強い刺激を与えられるエクササイズでもある。

◉エクササイズのポイント
バーベルを上げた位置と下ろしてきた位置が近い(バーベルの移動距離が短い)ため、仕事量が少なくなり、その分、より高重量が扱えるようになる。パワー・リフターなどは好んでこのワイドグリップを採用する。ボディビルディングでは、ワイドグリップ偏重になると、胸の外側の発達に比べて内側の発達が遅れてしまうこともある。

◉注意点
手首と前腕との角度がより急になるので、手首を傷めないように注意する必要がある。手首の安全性を考えると、一般のアスリートにはあまり勧められないエクササイズである。大胸筋をよりストレッチさせることを目的とするのであれば、手首の負担が少ないダンベルによるベンチ・プレスのほうが勧められる。

◉エクササイスの万法
・グリップ幅がちがうこと以外は、ベンチ・プレスと共通である。大きく息を吸い込みながら、バーベルを下ろしていく。
・ミディアム・グリップのベンチ・プレスよりも大胸筋がよりストレッチされているのを感じながらバーベルを胸の上まで下ろし、バウンドさせないように一旦静止する。息を吐きながら上げる。これを繰り返す。

◉ターゲット
大胸筋(外側部)・三角筋前部・上腕三頭筋

クローズグリップ・ベンチ・プレス

◉種目特性
上腕三頭筋により負荷をかけるためのエクササイズである。また、大胸筋の内側部分にも強い刺激を与えられる。

◉エクササイズのポイント
大胸筋の特に内側を意識し、しぼり込むようなイメージでパーベルを上げていくとよい。ストレッチ感はあまりないが、強い筋収縮を得られるだろう。

◉注意点
手首に負担がかかって危険なので、無理に肘を開く必要はない。手首が強いなら別だが、ある程度脇はしめて行った方が良い。

◉エクササイズの方法
・グリップ幅は肩幅くらい。大きく息を吸い込みながら、肘を無理に開かないようにしてバーベルを下ろしていく。

・胸の上まで下ろしたら、バウンドさせないように一旦静止する。大胸筋と上腕三頭筋を意識し、息を吐きながらバーベルを押し上げる。これ胸部のトレーニング

◉ターゲット
大胸筋(內側部)・上腕三頭筋・三角筋前部

インクライン・ベンチ・プレス

◉種目特性
大胸筋の特に上部を中心に強化することができる工クササイズである。スポーツではバスケットボールなど腕を上方に上げる種目にも適している。また、ベンチ・プレスと組み合わせ、セットに変化をつける意味でもよく用いられる。

◉エクササイズのポイント
大胸筋上部は、通常のベンチ・プレスでも強化することができるが、インクライン・ベンチを使用することでより高い効果が得られる。角度は30度〜45度の間が一般的である。ボディビルディングなら、角度をいろいろと変えて行って
いくのもよい。

◉注意点
・角度がついているために、踏ん張ったときに腰が反りやすくなる。殿部・腰背部は終始しっかりとべンチにつけておくように注意するべきである。

・体が斜めになっているため、動作中にバランス崩しやすい面もある。補助者はしっかりとバーベルのコントロールを見守るようにする。

◉ポジショニング
フラット・ベンチによるベンチ・プレスと同様に、グリップ幅を決めたら、肩甲骨を内側にグッと寄せて胸を張った姿勢をつくる。

◉エクササイズの方法
・ラックからバーベルをはずし、バランスを崩さないようにしっかり構える。大きく息を吸いながら徐々にバーベルを下ろしていく

・大胸筋上部がストレッチされるのを感じながら、胸の上まで下ろし、バウンドさせないように一旦静止する。シャフトを下ろす位置は、フラット

・ベンチで行うときよりも少し鎖骨よりになる。そして息を吐きながらバーベルを上げ、スタート・ポジションに戻る。これを繰り返す。

◉補助の仕方
補助者はオルタネイト・グリップでシャフトを握る。体が斜めになっている関係で、バーベルのコントロールがやや難しくなっている。そのため補助者は、万が一つぶれた場合を考えて、注意深くサポートしてやることが大切である。

また、上げていく位置を示してやることも、フォームを早くマスターさせるために有効である。特にバーベルを下ろしているとき、バーベルの軌跡が安定しているかどうかを、上にかがみ込むようにしてチェックする。

◉間違ったフォーム
インクライン・ベンチ・プレスでは、きつくなってくると腰を浮かせてしまいやすいので気をつけるべきである。腰が浮いて角度がなくなると、フラット・ベンチでのベンチ・プレスとの区別がつかなくなる。

◉ターゲット
大胸筋上部・三角筋前部・上腕三頭筋

ワイドグリップ・インクライン・べンチプレス

ワイドグリップ・インクライン・べンチプレス
◉種目特性
大胸筋上部の、特に外側部に刺激を与えるエクササイズである。同時に、角度をつけるほど、三角筋の前部にも負荷がかかる。

◉エクササイズのポイント
バーベルを上げた位置と下ろしてきた位置が近い(バーベルの移動距離が短い)ため、仕事量が少なくなる分、より高重量が扱える。

◉注意点
・手首と前腕との角度がより急になるため、手首を傷めないように注意する必要がある。
・角度がついているために、踏ん張ったときに腰が反りやすくなるので注意する。
・体が斜めになっているため、動作中にバランスを崩しやすい面もある。補助者は必ずつけるように。

◉エクササイズの方法
・グリップ幅が違うこと以外は、インクライン・ベンチ・プレスと共通である。大きく息を吸い込みながら、バーベルを下ろしていく。

・大胸筋上部がストレッチされるのを感じながら胸の上まで下ろし、バウンドさせないように一旦静止する。息を吐きながらバーベルを上げる。これを繰り返す。バランスを崩さないように、バーベルをしっかりとコントロールすること。

◉ターゲット
大胸筋上部(外側部)・三角筋前部・上腕三頭筋

クローズグリップ・インクライン・ベンチ・プレス

◉種目特性
大胸筋上部の、特に内側部と三角筋前部、上腕三頭筋に刺激を与えられるエクササイズである。

◉エクササイズのポイント
大胸筋上部の内側の筋収縮を意識しながらバーペルを上げる。

◉注意点
・手首に負担がかかるので、肘を無理に開く必要はない。
・角度がついているため、踏ん張ったときに腰がそりやすくなるので注意する。
・体が斜めになっているため、動作中にバランスを崩しやすい面もある。補助者は必ずつけるように。

◉エクササイズの方法
・グリップ幅が違うこと以外は、インクライン・ベンチ・プレスと共通である。大きく息を吸い込みながら、バーベルを下ろしていく。

・胸の上まで下ろしたら、バウンドさせないように一旦静止する。息を吐きながらバーベルを上げる。これを繰り返す。バランスを崩さないように、バーベルをしっかりコントロールすること

◉ターゲット
大胸筋上部(内側部)・上腕三頭筋・三角筋前部

デクライン・ベンチ・プレス

◉種目特性
大胸筋の下部を強化するエクササイズ。大胸筋下部は、通常のベンチ・プレスにおいても強化することができるため、競技スポーツのトレーニングではそれほど一般的ではない。きわめてボディビルディング的なエクササイズといえる。

◉エクササイズのポイント
バランスを保ち、安全に動作を行うため、デクライン・ベンチ・プレスには必ず専用ベンチを用いるようにする。できれば、セーフティ・バーのついたパワー・ラックなどでさらに安全性を高めることが望ましい。

◉注意点
・バーベルのコントロールを誤ると、首のほうにバーベルが落ちてくることになる。ある意味ではインクライン・ベンチよりも危険なので、補助者は必ずつけるように。

・肩への負担も少なくない。肩関節が固い人は、無理をして行わないほうがよい。

◉エクササイズの方法
・角度が違うこと以外は、ベンチ・プレスと共通である。大きく息を吸い込みながら、バーベルを下ろしていく。

・大胸筋下部がストレッチされるのを感じながら胸の上まで下ろし、バウンドさせないように―旦静止する。息を吐きながらバーベルを上げる。これを繰り返す。バランスを崩さないように、バーベルをしっかりとコントロールすること。


◉ターゲット
大胸筋下部・上腕三頭筋

ワイドグリップ・デクライン・ベンチ・プレス

べンチプレス
◉種目特性
大胸筋下部の、特に外側部に刺激を与えられるエクササイズである。

◉エクササイズのポイント
バーベルを上げた位置と下ろしてきた位置が近い(バーベルの移動距離が短い)ため、仕事量が少なくなる分、より高重量が扱える。

◉注意点
・手首と前限との角がより急になるため、傷めないように注意する必要がある。
・バーマルのコントロールを語ると、に落ちてくる可能性もある,必ず神者をつけ


◉エクササイズの方法
・グリップ幅が違うこと以外は、デクライン・ベンチ・ブレスと共通である。大きく息を吸い込みながら、バーベルを下ろしていく。

・大胸筋下部がストレッチされるのを感じながら胸の上まで下ろし、バウンドさせないように一旦静止する。息を吐きながらバーベルを上げる。これを繰り返す。バランスを崩さないように、バーベルをしっかりとコントロールすること。

◉ターゲット
大胸筋下部(外側部)・上腕三頭筋

クローズグリップ・デクライン・ベンチ・プレス

◉種目特性
大胸筋下部の、特に内側部に刺激を与えられるエクササイズである。

◉エクササイズのポイント
大胸筋下部の内側の筋収縮を意識しながらバーへルを上げる。

◉注意点
バーベルのコントロールを誤ると、バーベルが首に落ちてくる可能性もある。必ず補助者をつけること。

◉エクササイズの方法
・グリップ幅が違うこと以外は、デクライン・ベンチ・プレスと共通である。大きく息を吸い込みながら、バーベルを下ろしていく。肘は外側に開くように曲げていく。

・胸の上まで下ろしたら、バウンドさせないように一旦静止する。息を吐きながらバーベルを上げる。これを繰り返す。バランスを崩さないように、バーベルをしっかりとコントロールすること。

◉ターゲット
大胸筋下部(内側部)・上腕三頭筋

まとめ

まとめ
このように、胸のトレーニング1つとっても色々なバリエーションがあります。また、そのバリエーション毎に、注意点や利かすポイントは変わってくるので、安全に、効果的に行うためのポイントを押さえながら実施していきましょう。

それと同時に、トレーニングにおいては、同じ種目を繰り返す行うメリットがあることも忘れてはいけません。気分で、メニューを操作するのではなく、できる限り、期限を決めて実施することが、自分の体がどうなったかというデータを取ることができます。

そのデータは、本当に大切なので、ノートなどに取りながら進めて行くことをお勧めします。安全かつ効果的なトレーニングを通して少しでも健康になっていけたらいいですね。