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リカバリーウェア

リカバリーウェア
リカバリーウェア

福岡天神は、春の陽気になっております。こんな陽気だと外で走ったりスポーツに挑戦して見たくなりますよね。でも、まだまだ、寒さがあるので、しっかりとウォーミングアップをしてから、スポーツやトレーニングを楽しむようにして行きましょう。

それと同時に、インフルエンザの季節でもあります。予防とともに、なるべく疲労を残さないようにリカバリーに努めて行くことも重要ではないでしょうか❔リカバリーの方法として、よく言われている事が、栄養や睡眠と軽めの運動をして行く事です。

しかしそれ以外でも、リカバリーをする方法を見つけておくと、運動、休養、栄養の質が上がります。そこで、最近はやっているリカバリーウェアについて調べて見ましたので、みなさんで共有していきましょう。

リカバリーウェアとは❔

リカバリーウェアとは❔
リカバリーウェアとは、着ているだけで身体の疲労回復ができる特殊なウェアのことだそうです。
おうちでのリラックスタイムや就寝時、出張や旅行の移動時間に着用する事で、効率的な疲労回復効果を期待することができるもののようです。

効果
リカバリーウェアを着用することで期待できるメリットを4つご紹介してくれている記事がありましたのでシェアします。

1:就寝時の疲労回復
リカバリーウェアは、日々ハードな運動をしているプロのアスリートが休息時間に着用するほど、高い疲労回復効果があります。就寝時に着用することで、疲労感を持ち越さずに翌朝を迎える事ができます。

2:リラックス効果
リカバリーウェアの中には、スウェット風のゆったりとしたデザインやパーカー型などがあり、締め付け感がなくパジャマや部屋着感覚で着用することができるものも。特殊な生地が身体の緊張を解いてリラックスさせてくれるので、普段の生活の中で溜まった疲労が回復します。

3:睡眠の質向上
着るだけで休養改善をサポートしてくれるので、睡眠の質が向上。就寝時に着用できるタイプは、寝返りが打ちやすく、身体のこわばりをほぐしてくれる効果もあります。

4:日中のパフォーマンス向上
パジャマや部屋着をリカバリーウェアに変えるだけで身体の不調を改善してくれるので、日々の疲れが取れ、日中のパフォーマンスが向上。慢性的な肩こりや腰痛に悩まされている人にもオススメです。

とのことです。ここまで聞くと大変優れてウェアのように思います。もう少し、深掘りしていきましょう。


こんな方にオススメ

リカバリーウェアは、どんな人にオススメ?

リカバリーウェアは、もともとアスリートが有効的に休息を取るために開発された製品なので、着るだけで効率よく身体の疲労回復ができます。

スポーツで自分のレベルをさらにワンステップ上げたい人
仕事のパフォーマンスを高めたい人
明日に疲れを残したくない人
トレーニングやランニングなど長時間スポーツをした日や、ゴルフや登山などのアウトドアアクティビティを楽しんだ日はもちろん、日々ハードスケジュールをこなすビジネスマンにもオススメです。

という記載が多かったです。

原理と仕組み

原理と仕組み
リカバリーウェアの原理&仕組み

リカバリーウェアは、大きく分けて『着圧によって疲労回復するタイプ』と『特殊素材によって疲労回復するタイプ』の2つがあります。

着圧によって疲労回復するタイプ

着圧タイプは、身体に溜まった老廃物やリンパの流れを良くすることで疲労回復効果が期待できます。慣れていない人は睡眠時に窮屈さを感じることがあるので、就寝時以外のシーンでの着用に向いています。

特殊素材によって疲労回復するタイプ

非着圧タイプは、衣服の繊維に練りこまれた特殊な鉱物により血流を促進させることで、疲労回復を促進し、むくみや筋肉のコリなどの症状を抑えることが期待できます。また、血流促進されることで体温が上昇し、保温される効果もあるので、副交感神経が優位に働いてストレス軽減効果も。着圧タイプと比較して締め付けが少なく睡眠時も着用できるそうです。

種類

リカバリーウェアには様々なタイプや素材があり、効果の特徴も異なります。

着圧タイプ

身体に溜まった老廃物やリンパの流れを良くしてくれるので、激しい運動をした日には、着圧のあるリカバリーウェアがオススメです。

非着圧タイプ

在宅時にリラックスしながら疲労回復したい人や、寝ている間に疲労回復したい人には、締め付け感が無くゆったりと着ることができるリラックスタイプのリカバリーウェアがオススメ。パジャマや部屋着として着用するのに向いていて、毎日取り入れやすいリカバリーウェアと言えます。

一般医療機器の認証の有無

第三者機関によってリカバリー効果があるかどうかを測定し、『一般医療機器』を厚生労働省に届出している商品のみが「着用することで血流改善や疲労回復、ストレス値の改善などが可能」と、リカバリー効果を表記することができます。きちんと効果を得たい人は、価格や広告に惑わされず、『一般医療機器』の認定を取得している商品を選びましょう

素材

素材
リカバリーウェアには様々な特殊素材が使われているので、得たい効果に合わせて選んでください。

冷え改善効果を求めるなら光電子素材がオススメです。光電子素材にはセラミックが繊維に織り込まれていて、高い保温性があり、自分の体温を使って自分を温めることができます。そのため光電子素材のリカバリーウェアを着ると、冷え性に悩んでいる人でも身体が温まります。

高い疲労回復効果を求めるならゲルマニウム素材がオススメです。ゲルマニウムはレアメタルと呼ばれる希少な鉱石の一種で、自然界の鉱石に含まれるゲルマニウムは地球上に約0.00014%しか存在しないと言われています。人体の細胞はプラスとマイナスの電子がバランスをとりながら機能するが、身体の不調は生体電流の乱れが原因となる。ゲルマニウムは、マイナス電子を放出し、生体電流に働きかけ、体内で酸素を豊富にし、新陳代謝を活性化し、血流を促進する効果が期待できます。

価格

使用している素材や機能性によって、価格に大きな差があります。

Tシャツ類 1万円程度
上下セット 2~4万円程度
ネックウォーマー等の小物 5千円程度

リカバリーウェアは、特に一般医療機器認定を取得している商品の場合、高価な商品が多いのが事実。

素材や機能性、メーカーごとに大きな差がありますが、一般的に、Tシャツ類は1万円程度、ルームウェアなどの上下セットは2〜4万円程度です。

ネックウォーマーやレッグウォーマーなどの小物は5千円程度で購入できます。

ゲルマニウム、プラチナ、セラミックなど、リカバリーウェアに使われている高級素材は様々で、上下セットで6万円以上するような高級品もあります。

選ぶポイント

リカバリーウェアを選ぶポイント

せっかく購入するなら、効果を感じられるリカバリーウェアを選びたいもの。そこで、選ぶときにチェックしたいポイントを3つご紹介します。

1:一般医療機器の認証を取得しているか?

『一般医療機器』を取得している商品は、「効果がある」と厚生労働大臣に承認されています。 疲労回復・筋肉の疲れやむくみといった症状の改善、血行促進などが期待できるので、高価でも『一般医療機器認定』のリカバリーウェアを選ぶのがオススメです。

2:ストレスなく着られるか?

夜の睡眠時や部屋着として日々着用するリカバリーウェアは、長時間着用するため生地の素材や肌触りも重要なポイントです。着心地の悪いものや、過度な締め付けがあっては着用を続けることができないので、ストレスなく着ることができるかもチェックしましょう。

3:長く愛用できるか?

着圧タイプのリカバリーウェアは、洗濯をするたびに少しずつ着圧が弱くなってしまいます。仕方のないことですが、耐久性の高い商品もあれば、衣料品として傷みやすい商品もあるので、購入前に確認しましょう。

非着圧タイプのリカバリーウェアは、特殊な鉱物が衣服の繊維に練りこまれているので、洗濯をしても効果が落ちない商品が多く、長く愛用できます。また、汗臭に対する消臭機能や抗菌機能がある場合、毎日快適に使用できるのでオススメです。


いつもの時間を疲労回復時間にしてくれる!

リカバリーウェアは、着用するだけで身体の疲れをとってくれるアイテムなので、忙しい人にピッタリです。いつもの何気ない時間を疲労回復に当て、パフォーマンスの高い日々を送りたい人は、ぜひ検討してみてください。

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睡眠

なぜ睡眠が重要か

必要な睡眠の量は人それぞれですが、一般成人の睡眠時間は7~9時間、子ども(14~17歳)の睡眠時間は8~10時間が求められていると一般的に言われています。睡眠全体の75%を占めるノンレム睡眠は、主に筋肉や骨の成長と修復に、睡眠全体の25%を占めるレム睡眠は主に神経機能に働き、記憶の定着や運動スキルの獲得に影響を与えます。アスリートにとっても睡眠は、コンディショニングの中でもトレーニングや競技大会への準備やリカバリー(疲労回復)手段として必要不可欠な生活習慣です。

トップアスリートの睡眠時間は長い?

イギリスの研究グループ(Leederら、2012)によると、トップアスリートの平均睡眠時間は、6時間55分±43分と一般成人と比べて変わらない、と言われています。日本人アスリートの平均睡眠時間も7時間前後だということが分かっています。

トップアスリートの睡眠の質は?

睡眠の質に関しては、主要な競技大会前にトップアスリートの睡眠の質が低下する傾向が見られます。その原因として大会のことを考えて緊張したり、普段と違う環境や騒音等に悩まされることが考えられます。睡眠不足によるパフォーマンスの影響については、まだ分かっていないことも多いですが、睡眠不足が一部のパフォーマンスに悪影響を与えうる十分な証拠はあるように思われます。

睡眠延長によりパフォーマンスが向上する?

普段よりも睡眠時間を長くとる「睡眠延長」によるパフォーマンスへの影響を調べた研究はまだまだ少ない状況です。しかし、アメリカの研究グループ(Mahら、2011)によると、普段の平均睡眠時間が7時間弱のバスケット競技を行う学生アスリートが3週間にわたって普段より2時間弱睡眠時間を延長すると、バスケットボールの競技パフォーマンス(フリースローやスリーポイントの成功率等)が上がることも分かってきています。

昼寝は効果的か?

日中の眠気が気分やパフォーマンスに悪影響を与えることから、日中の昼寝(例:15~30分)をとることで、眠気を抑えて覚醒の度合いやスプリント能力等のパフォーマンスが向上することも分かっています。しかし、昼寝時間とそのタイミングは、夜間の睡眠に悪影響を与えない程度でとることが望ましいと言われています。

良質な睡眠のための実践的提言

アスリートにとって睡眠は、眠気やパフォーマンスにも大きな影響を与える、リカバリーの重要な手段の一つです。特に、十分な夜間睡眠と短い仮眠(昼寝)の組み合わせが睡眠の量と質を確保するために重要です。良質な睡眠をとるために必要なことは以下のとおりです。

トライ

毎日、同時刻に就寝、起床する
「光」と「朝食」により、体内時計をリセットする
入眠のため(眠りにつくまで)のリラックス手法を習慣化させる(例:ソフトミュージックやストレッチング、寝室の暗さや温度を適温に設定する)

消灯から30分寝つけない時や就寝中に起きた場合は、起きてリラックス手法を使う
昼寝(パワーナップ15~30分)を効果的にとる


コーヒーやお茶などのカフェイン:個人差があるが、その効果が8時間持続することもある
アルコール:入眠を早めるが、睡眠の後半ステージに悪影響を与える
暴飲暴食:食べ過ぎ、飲み過ぎ
就寝前のPCやスマホなどによるブルーライト

まとめ

まとめ
このように、リカバリーするポイントには、睡眠がとても関与していきます。
ですから、リカバリーウェアなどのリカバリーアイテムを使用して、効率の良い回復を、自身の身体に促していきましょう。

人生に挑戦できる心と身体へ。