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花粉症と運動

花粉症と運動
花粉症と運動

福岡天神は、春模様です。近くの大濠公園や福岡城跡地の桜が少しだけ色ずいてきています。先日、Definiのお客様とお話をしている際に、花粉症には、ゴボウが良いと東京大学の教授が言っていたよ。とお聞きしました。この季節ならではの会話で、季節の移り変わりを感じずには入られません。

花粉症対策と共に、インフルエンザの流行や、小さいお子様の中では、嘔吐下痢も増えているようです。免疫力が上がるような生活を心がけていきましょう。

今回は、花粉症についてと記載をしていきます。また、その対策についても知る事で免疫力をアップさせていきましょう。また、夏ももうすぐです。同時にボディーメイクもしていきましょう。

花粉症とは❔

花粉症とは❔
花粉が飛ぶ季節になると始まる、くしゃみ、鼻水、鼻づまり。スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で生じるアレルギー症状を「花粉症」と呼びます。医学用語では、「季節性アレルギー性鼻炎」。
現在、日本人のおよそ4人に1人が花粉症だと言われています。

花粉症の症状が現れやすいのが、鼻と目です。
鼻の三大症状と言われるのが、くしゃみ、鼻水、鼻づまり。こうした症状は、風邪と間違われやすいのですが、風邪であれば1週間程度で治るのに対し、花粉症は花粉が飛んでいる間は続くこと、さらさらとした水っぽい鼻水が流れることといった違いがあります。

一方、目の三大症状と言われるのが、目のかゆみ、目の充血、涙です。
このほか、体がだるい、熱っぽい、イライラする、喉や顔、首がかゆい、集中力が低下するといった全身症状を伴うこともあります。


花粉症とはいったいどんな病気なのでしょうか。
花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。
季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。アレルギー性鼻炎は、原因物質(アレルゲン)の種類によって2つに分類されます。
現在、日本人の約38.8%*がスギ花粉症だといわれています。

季節性アレルギー性鼻炎(=花粉症)
原因となる花粉の飛ぶ季節にだけ症状があります。
日本では、約60種類の植物が花粉症を引き起こすと報告されています。
主なアレルゲン
スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカンバなど。
症状
鼻の三大症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)だけでなく、目の症状(かゆみ、涙、充血など)を伴う場合が多く、その他にのどのかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります。

(さらに、シラカンバ、ハンノキ、イネ科花粉症などの人が、ある果物や野菜を食べると、口の中がかゆくなり、腫れたりする「口腔アレルギー症候群」という症状もあります。)

季節性アレルギー性鼻炎
通年性アレルギー性鼻炎
アレルゲンが一年中あるので、症状も一年中あります。
主なアレルゲン
ダニ・家の中のちり(ハウスダストなど)・ゴキブリなどの昆虫、ペットの毛・フケなど。

症状
喘息、アトピー性皮膚炎などを合併することがあります。
通年性アレルギー性鼻炎
最近、通年性アレルギー性鼻炎と花粉症の両方に悩む人や、複数の花粉に反応する人も増えており、
ほぼ一年中くしゃみ・鼻水・鼻づまりや目のかゆみ・異物感に悩まされるという人も少なくありません。

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メカニズム

花粉症のメカニズム
くしゃみ、鼻水、鼻づまりにしても、目のかゆみ、充血、涙にしても、いずれも入ってきた花粉を取り除こうとすることで生じるアレルギー反応です。

花粉が目や鼻から入ってきて、体内の免疫システムによって「異物=敵」とみなされると、敵に対抗するための抗体(「IgE抗体」と言います)がつくられます。このIgE抗体は、花粉に接触するたびにつくられるため、少しずつ体内に蓄積されていきます。

蓄積量があるレベルに達すると、次に花粉が入ってきたときに、アレルギー反応を起こすヒスタミンなどの化学物質が分泌され、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった花粉症の症状を起こすのです。

去年までは全然大丈夫だったのに急に花粉症になった――。それは、これまで蓄積されていたIgE抗体が一定量に達してしまったからなのです。

花粉症を悪化させるNG習慣

花粉症を悪化させるNG習慣
マスクやメガネで毎日しっかり花粉対策しているのに、どんどん症状がつらくなっている気が…。そんな方は、気づかないうちに花粉症の症状を悪化させてしまう習慣が身についてしまっているのかも。少しでも楽になるために、NG習慣を学んで改善していきましょう。

睡眠不足にならないように、規則正しい生活を!
夜ふかしの習慣がついてしまって、睡眠不足になっていませんか?睡眠が足りてないと免疫やホルモンのバランスを崩しやすくなり、花粉症の症状を悪化させる原因になってしまうことがあります。規則正しい生活リズムをつくるのはもちろんですが、花粉症の症状が出はじめると寝つきも悪くなるので、寝室の花粉除去や寝る前の入浴(詳しくは「就寝時の花粉症対策」をチェック)、自分に合った寝具選びなど、寝つきやすい環境づくりも大切です。

就寝時の花粉症対策
●布団を外に干さない
外に布団を干してしまうと花粉がついてしまうので、布団乾燥機などを活用しましょう。
また、どうしても干したいときは、花粉の飛散量が少ない午前中に。取り入れる際は花粉をはたいて、さらに布団の表面を掃除機で吸うと効果的です。
●枕元の花粉を拭き取る
床の上はもちろん、ベッドにも花粉はたまっています。寝ているときに花粉を吸い込まないように、枕まわりの約1mぐらいを水で少し湿らせたティッシュやタオルで拭き取りましょう。
布団を外に干さない枕元の花粉を拭き取る
●お風呂・シャワーで花粉を流す
お風呂やシャワーは朝に入るという人もいますが、花粉の時期は寝る前に花粉をしっかり洗い流してから布団に入るようにしましょう。
●空気清浄機を活用
空気清浄機を使いながら寝るのもぐっすり睡眠をとるためのポイント。また、風邪の予防にも役立ちます。

気をつけるポイント

ストレスの溜め込みは、花粉症の大敵!
ストレスは自律神経を狂わせたり、免疫のバランスを崩すと言われています。免疫のバランスが崩れると、ちょっとの花粉に対しても過剰に反応してしまう場合があります。そのせいで花粉症が悪化すれば、さらにそのストレスも溜まってしまい悪循環に…。日頃から、趣味やスポーツでストレスを発散するよう心がけましょう。体が疲れていると思ったら、無理せず休養をとってください。

アルコールの飲みすぎは、症状の悪化に!
日々のストレスを発散するのにお酒を飲む方も多いのでは?でも、お酒は血管を拡張させてしまい、鼻づまりや目の充血などの症状を起こりやすくしてしまいます。さらに、おつまみとして食べるものには高タンパク、高脂質のものが多く、食べ過ぎると免疫力を低下させ、花粉症によくないと言われています。春は、お酒を飲む機会が増えるシーズンですが、飲み過ぎないように注意しましょう。


喫煙はもちろん、喫煙している人に近寄るのも注意!
タバコの煙は、鼻の粘膜を直接刺激し、鼻づまりを悪化させる原因になります。喫煙者は自身のタバコの煙が悪影響を及ぼしますが、タバコを吸わない人も喫煙者の煙によって刺激を受けてしまいます。また、排気ガスなども刺激の原因になりますので、部屋では空気清浄機を使って空気をキレイにしたり、外出時はマスクなどをきちんと着用するようにしましょう。

早朝ランニングやジムなどで、適度な運動を!
花粉症シーズンは外出を敬遠してしまい、気がつけば運動不足に。そういう方も多いかと思いますが、運動不足により体力が低下すると免疫のバランスが崩れることにつながる可能性もあり、結果的に花粉症が悪化してしまうことも懸念されます。花粉の飛散の少ない午前中にランニングやウォーキングをしてみたり、またはジムやプールなどの屋内での運動を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。


帰宅したら部屋着に着替える習慣を!
帰宅したら、外出中に服に付いた花粉を叩いてから室内に入るようにしましょう。それでも、すべての花粉は落とし切れないので室内に入ったら着替えるのがベストです。どんなに注意を払っても室内に花粉を持ち込んでしまうので、こまめに部屋の掃除を行うのもとても重要です。


家の中での花粉症対策
●ドア・窓を閉める
花粉の飛散が多いときは、きちんとドアや窓を閉めて、花粉の侵入を防ぐことが大切です。
●掃除はこまめに
防いでいるつもりでも、室内にはかなり花粉が侵入しているので掃除をこまめに行いましょう。床がフローリングであれば毎日拭き掃除を行うと効果的です。
また、きれいな室内はダニアレルギー対策にもなります。

外出時の花粉症対策
●花粉情報をチェック
テレビやインターネットで気象情報や花粉情報を入手しましょう。
●外出を控えめに
花粉の飛散の多い日は特に注意が必要。1日のうち飛散の多い時間帯(午後1時〜3時頃《注:地域によって差があります》)の外出もなるべく控えましょう。
●外出時は完全防備
帽子・メガネ・マスク・マフラーを身につけて。コートもツルツルした素材を選びましょう。
外出時は完全防備
●帰宅時は玄関でシャットアウト
衣服・ペットなどについた花粉は、きちんと外ではらって玄関でシャットアウト。なるべく室内に持ち込まない工夫と努力を。
●帰宅後は洗顔やうがいを
体についた花粉はきちんと洗い流しましょう。毎日の習慣として心がけましょう。

運動と花粉症

運動と花粉症
花粉症シーズンの運動のワザ

「花粉の季節はウォーキングができないから太っちゃって」とか「運動を始めたいですが、花粉症が治ってから・・・」という人が多いのがこの季節。

花粉症シーズンの運動継続の知恵をアドバイスいたします。
時間帯を選ぶ
一般に花粉は気温が上がって空気が乾く正午から午後3時頃までに増えます。ですから、運動は朝や夜、そして日によっては風の少ない時間帯がまだマシです。雨が降った後は、飛び交う花粉が減るのでウォーキングやジョギングに適したタイミングです。

ウエアの選択
ゴーグルやサングラスは必携。帽子はつばのある野球帽などをかぶり、長い髪はまとめて帽子の中に入れます。ウエアは、ウインドブレーカーなど、花粉が滑り落ちるナイロン素材のものを着用します。玄関に入る前にウエアの表面の花粉をはらい落とすことも忘れずに。

ワンちゃんのウエア
運動を兼ねて犬の散歩をする人は犬のウエアも要注意。もしワンちゃんがニット素材のモノを着て屋外を歩き、そのまま室内に連れて入り膝の上に乗ったり、寝るときに枕元にいたら・・・ワンちゃんが動くたびにニットから出る花粉をたっぷり吸い込みます。
ワンちゃんのウエアは、帰ったら脱がせて、さらに体の毛をブラッシングしておくと室内に持ち込む花粉をかなり減らせます。

室内での種目
花粉が飛び交う屋外より、室内はまだいくらか楽でしょう。ですから、このシーズンはスポーツクラブや公共の体育館などでの運動を主体にすることも一案です。クラブや施設を調べて参加することで、やがて来る梅雨時の運動も継続しやすくなります。
この機会にインドアスポーツやダンス、マシンを使った運動を始めても良いでしょう。

自宅やオフィスで
花粉症も重症だと「いくら室内でもとても卓球やスカッシュ、バレーボールなんて、マスクをはずせない私には無理」という人!!
その場合はエネルギー消費では、ジョギングやウォーキングより劣りますが、自宅でもできる軽い筋力トレーニングだけでも続けましょう。花粉のシーズンが終わったら、すぐに屋外に飛び出せる筋力を維持します。

簡単な、腹筋運動、背筋運動、腕立て伏せとあわせてストレッチだけでも続けておきましょう。この期間に、自分の筋力や柔軟性など、丁寧に調べておくのは今後の人生で運動を継続する上で大切です。そして、エレベーターやエスカレーターは使わず、階段でわずかながらも脚を使っておきましょう。

プールの利用
花粉症も入浴時には、あまり気にならないのでは?浴室は、湿度が高いため花粉が飛び交わず、すぐに床に落ちます。同様に室内プールでも、花粉は少ないと予測されます。水泳や水中ウォーキングに親しむのも良いでしょう。この場合、なるべく入り口から遠いコースで泳ぐようにします。なぜなら、入り口近くは人の出入りに伴って花粉もやっぱり入ってきますから・・・。

https://defini.jp/contact/

花粉症とゴボウ

ゴボウは「酪酸菌」を腸内で増やす代表的な食

「酪酸菌」とは?
腸内細菌が健康に大きく関与しているそうです。

腸内には、多種多様な細菌が棲息しており、この生態系を腸内細菌叢といいます。高齢者の腸内細菌叢を調査した研究があり、健康長寿な人は腸内の善玉菌のうち、酪酸菌の割合が多いと判明したそうです。
酪酸菌はそれゆえ、「長寿菌」とも呼ばれていルそうなのです。


酪酸菌を増やすには、どうすれば良いのか。

有力な答えは、「フラクトオリゴ糖」。フラクトオリゴ糖は、ヒトの消化酵素で分解されない難消化性のオリゴ糖とのこと。
腸内で酪酸菌のエサになり、酪酸菌を増やします。

摂取するには、サプリメントが最も効率的ではありますが、フラクトオリゴ糖は食品中にも含まれています。含有量が多いとして知られる野菜や果物がいくつかあり、ゴボウはその代表的な物の一つ。

ゴボウ1本を100~150gとするとフラクトオリゴ糖はその中に、10gほど含まれている事が多く記載されています。

酪酸菌を増やし、健康効果を発揮するためには、フラクトオリゴ糖を、少なくとも10gはとりたいところです。

そう考えると毎日ゴボウを1本食べるのは不可能……。
ほかの食品、例えばタマネギやニンニク、ニラ、アスパラガスなどにもフラクトオリゴ糖は含まれています。

そうした野菜も意識してとりつつ、ゴボウを積極的に食べることで、フラクトオリゴ糖の摂取量を着実に増やせるそうです。

「酪酸菌」が増えると何が起きる?

花粉症やぜんそくなどアレルギー性疾患が改善傾向に❔
では、ゴボウに多いフラクトオリゴ糖により酪酸菌が増えると、具体的にどう健康にいいのでしょうか。

酪酸菌は、大腸で酪酸を増やす働きをします。実は、主役はこの酪酸であり、酪酸が産生する各種の免疫細胞です。

フラクトオリゴ糖摂取者を調査して確認した健康効果。
●便通がよくなる

酪酸は大腸細胞のエネルギー源となり、ぜん動運動を促進します。栄養吸収もよくするので、便の状態もよくなります。

●全身の炎症を抑える
免疫抑制細胞の一種である活性型制御性T細胞が増えることで全身の炎症が抑えられ、花粉症やアトピー性皮膚炎、ぜんそくなどのアレルギー性疾患が改善傾向になるそうです。

関節リウマチや潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患や、うつや慢性疲労症候群などといった脳の炎症性疾患にも効果を発揮。血管の炎症も抑えるので血流がよくなり、脳梗塞や心筋梗塞、認知症の予防にも有用です。痔の改善にも役立つそうです。

●組織の修復力が向上する
同じく活性型制御性T細胞の増加により、骨密度がアップします。傷が早期に治り、イボが消失した事例もあるとのこと。

●免疫が強化される
活性型キラーT細胞という免疫細胞が増え、ウイルスに感染しにくくなります。カゼやインフルエンザはもちろん、口唇ヘルペス、帯状疱疹など、さまざまなウイルス性疾患を撃退するそうで、免疫力が高まるとの事です。

おすすめの食べ方は「酢ゴボウ」とのこと。
効果の発現に肝心なのは、ある程度の量を、継続して摂取すること。もちろん、多彩な食べ方ができればそれに越したことはありませんが、毎日異なるゴボウ料理を作るのは大変です。

そこでお勧めなのが、ゴボウを調味酢に漬けた「酢ゴボウ」です。漬け物感覚で毎日食卓に出すことで、飽きずにおいしく食べることができます。


酢は発酵食品であり、含まれる酢酸は、腸内で善玉菌を増やします。また、酸による刺激もぜん動運動を促進するので、酢ゴボウは、ダブルで腸に効くというわけです。

腸はまさに健康の要です。人生100年時代、酢ゴボウをはじめ、フラクトオリゴ糖の多い食品を意識してとり、さまざまな病気を遠ざけましょう。健康長寿も、夢ではありません。

まとめ

まとめ
花粉症の季節がやってきており、毎年悩まされている方も多いと思います。特に、2023年の今年はかなり花粉が多くなる予想が出ていますので、要注意です。

とにかく、根本からの改善を行う為に、免疫力の向上は欠かせないと思います。
睡眠、食事、軽めの運動をしっかりと継続していきましょう。

できる事なら、夏に向けての体つくりも一緒に行っていくと一石二鳥ですね。
人生に挑戦できる心と身体へ。挑戦していきましょう。